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  • UNiSON

【「心理的安全性」がなければ「学び」もできやしない】

さて、心理的安全が心身を健康にすることを、私ことあさりの体験を通じて説明します。


昔から、体育や運動が本当に苦手です。

陸上競技なら転んだり、器械体操とか勢い全身をぶつけそう。

そういう、怪我をすることへの恐怖や不安感がとても強い。

あとは、複数集団の競技は、大体において

「運動のできる子」

のために試合が行われ、パスやシュートをせず、ボールを追いかけるフリをして終わるのはつまらないし、足手まといになって白い目で見られるのも嫌だ。

こういう、心理的な嫌悪もあります。

球技に至っては、荒れてる学校に義務教育期間在籍していたから、いじめっ子がいじめられっ子に手加減なしに投げたボールを当てる。

そして自分より更にいじめを受けてる子にボールをぶつけて、結果的に体育の時間は、公認いじめみたいな世界でした。

何で教師が叱らないかといえば、叱るとその保護者が団結してクレームを学校に入れるからです。


これがどんな場面でもあるような、そんな9年間の義務教育で、大人も大人で、教員より強い立場だったわけで。


こんな暴力的、かつ、いびつな小中学校で、怖がりで運動が苦手な子ども、つまり私が

「心理的安全性」

を得られるか?

いや無理に決まってます。


それが何故キノコにじいろクラブで、運動しても安全だと思えるようになったかといえば。


まず、にじいろのプレイルームには、ウレタンマットが敷いてある。

…それだけで?と言わないで下さい。

マットが敷いてあるだけで、落ちても転んでも、さして痛くはないだろう、と安心するんです。

痛くない対策をその程度でもしてあれば、そこそこ大胆な動きも平気でできるんです。


次に、スタッフが怒らずわかるように指導してくれる。

これはわからない人はわからないかもしれない。

私が運動が苦手な理由に、前後左右上下がこんがらがって、指示通りの動作ができなくなる、というのがあるのですが。

大抵は何故そんなことになるのか指導する側も分からないので、凄く不思議がられます。

体育教師を何度呆れさせたかわかりません。

ですが、にじいろのスタッフは的確に指示を出して、動きやポーズを正しくしてくれます。


そういったことから、私の中で、運動に対する恐怖心は消えていきましたし、指導者を信頼して取り組むことで、できるスピードははやくなっていきました。


結局のところ、どんなに良い指導でも

「この人の言うことならやっても大丈夫だ」

という信頼がないとうまくは会得できないし、また

「ここでならばできそうな気がするぞ」

というような、ポジティブな動機がないと、自発的にやる気は起きません。


それら、身体や心理の安全面が整った状態。それが

「心理的安全」

であり、これがないと萎縮や不安、逆に恐怖心や不安に乏しい人は、乱雑さや無鉄砲に繋がります。


これをコツコツと積み上げて成長するのも、大事だと個人的には思うのですが、何で多くの教育現場では育てるどころか奪っていくんだろうなあ、と、モヤモヤしたりしています。



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